マントラを唱える瞑想

マントラを唱える瞑想

●マントラを唱える瞑想の種類

マントラとは、サンスクリット語で、「文字」「言葉」を意味します。漢訳すると「真 言」です。

有名なマントラはチベット語の「Om Mani Padme Hum(オム・マニ・ペメ・フム)」 やヒンズー語「AUM(オーム)」などで、宗教的な意味を持つ短い言葉(賛歌、祈り、呪文 など)のことです。

古くから瞑想やお祈りの際に唱えて、マインドを鎮めるのに、多くの人が使ってきました。 それはどんな人でも簡単に、マインドが静かになる境地を体験できる効果があるからです。

マントラを唱えると、マインドが静まっていくので、思考や感情で波立っている意識の表層が穏やかになっていきます。 すると「気づき」が、表層よりも深いところにあるくつろぎなどといった本質的なエネルギーに届き、中心にある空っぽなスペースにも気づきやすくなるということが、 簡単に起こります。

TM瞑想

それで多くの人たちは、マントラを唱えることに惹かれています。 ビートルズが始めたことで世界的に有名になったTM瞑想も、マントラ瞑想の一種です。

TM瞑想はインド人のマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーによって、1950年代に知られるようになりました。 多くの学校や警察、医療機関などでも受け入れられていて、公的機関がTM瞑想の研究に助成金を出しています。

日本の厚生労働省の総合医療情報発信サイトでも、アメリカで利用されている瞑想療法と して、マインドフルネスと超越瞑想の二つの瞑想法を紹介しています。

1985年に、日本経済新聞のコラム「サラリーマン」に超越瞑想の記事が連載されたことで 、簡単にできるストレス解消法としてサラリーマンの間で広まり、80年代後半には、住友重機械工業、京セラなど100以上の企業が福利厚生の一環としてTM瞑想を導入していました。

スポーツチームがTM瞑想を活用したり、多くの俳優や歌手など、多くの著名人が実践している瞑想です。

倍音瞑想(オーバーチャンティング)

倍音瞑想(オーバーチャンティング) も、マントラ瞑想の一種です。 何人かで集まって、大きな声で唱えると倍音が生まれてヒーリングも生まれます。

倍音(オーバートーン)というのは、音楽用語のひとつです。 倍音とは「基音の振動数の整倍数の振動数を持つ音」と言う意味です。

チャクラに合わせて母音を唱えたり、真言を唱えたり、チベット密教や仏教でも、経文に節をつけて唱えることを声明と呼びます。

英語のチャンティングは、祈祷書の聖歌を詠うことです。 チャンティングや声明を行う教会やお寺の建築はこのオーバートーンがよく響くように設計されています。

このオーバートーンの効果と、真言を繰り返すことを瞑想に使うのが、倍音瞑想です。

● マントラを唱える瞑想のやり方

マントラは、ほんとうは、どんなどんな言葉でも構いません。 どんな言葉でも、同じ言葉を何度も何度も頭の中で繰り返したり、詠唱したりします。 すると、マインドがだんだん眠たくなってきます。 脳は、同じ言葉の繰り返し弱いのです。

他のことを考えたり、感じたりするのではなく、ひとつの言葉を唱えることに集中していると、マインドは鎮まってきます。

そのこと自体が瞑想ではなく、そのマインドの静まり具合と、マインドを超えたものに気 づくことが瞑想です。

雑念が湧いてきても、マントラに集中することで、マインドが落ち着いてきます。 気が散りがちの精神を統一する手法となります。

TM瞑想のやり方

TM瞑想のやり方も、セミナーでは一人一人に個別のマントラを与えられますから、その言葉を心の中で唱えるだけです。

1回15分から20分の間、静かに座ってマントラを心の中で唱えることを繰り返します。

倍音瞑想

倍音瞑想ではどんな音を出しても構いませんが、有名な方法は、ウ、オ、ア、エ、イ、ンと言う順番で大きな音で唱えるやり方です。

声を出しながら音が体のどこに響くか観察し、自分が出す声と身体の振動に「気づき」を向けけます。

音が体のどの部分によく響くのかを観察してみると、ウは腹部、アは胸部、エは喉、イは 頭に響きます。

ンは頭頂にあるチャクラにも対応しています。

これらの音を発声していくことが、チャクラを活性化させることにもつながります。

また自分で出している音だけでなく、周囲にどんな音がするのかにも注意してみます。 2人かそれ以上の人たちが一緒になって声のハーモニクスを生み出していると、倍音が溶け合ってきます。

ヒンズー教で宇宙の基調音と呼ばれる「オーム」と唱えれば、倍音のハーモニクスはごく簡単に、自然に生じます。

● マントラを唱える瞑想の効果

一般的には、マントラを繰り返すことは、眠りを誘い、リラックスを促し、鎮静作用をもたらします。

ある一定の言葉を継続的にくり返すと ひとつのリズムが内側につくり出され、そのリズムが催眠を誘います。 深く眠ることがない多くの現代人にとっては、ストレス解消になって、健康にも役立ちます。

TM瞑想を日常的にやっている人は、やっていない人よりも病気にかかりにくいという統計的研究結果が出ているそうです。

TM瞑想はマントラを繰り返すことですが、ひとつのマントラを何人かで繰り返したら、倍音が生まれ、倍音を多く含まれた声や音を聴いているとき、人の脳波はシータ波と呼ばれる状態になります。

倍音には脳をシータ波状態にする効果があり、一般的には眠りに入る直前のうとうとした 状態になるのです。

つまり緊張が手放さ、深いリラクゼーションの状態になります。 このリラックスがヒーリングの効果を生みます。

マントラなど音を使うテクニックは、体内の化学組成を変化させ、マインドを鎮静させる強力な力があります。

それは眠りを生み出すこともできるし、もし「気づき」を持って取り組めば、普段のざわついた「心」だけではなく、深く静まった「無心」すらも越えていくことができる目覚めのツールになり得るのです。

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